指導スタンス

「鳥羽見寺子屋」では、かつての寺子屋のように、地域による子どもたちの「学びの支援」を第一としており、学校の勉強をまずはきちんと理解させることを目的としています。

それはスーパー天才児を育てるのではなく、「義務教育レベル」の内容はしっかりと学んでほしいという考えからです。

そのため、鳥羽見寺子屋では、学校の勉強を「補完」する指導が基本となります。

 

理由その1: 学校で学ぶ内容は、その後の基礎だから

小学校、中学校で学ぶ内容は、その後の学校生活の、『基礎学力』のおおもとになるものです

たとえば、かけ算や割り算ができないのに『連立方程式』が解けるハズもないですし、漢字が読めないのに社会や理科の問題文を読み解くことはできません。

漢字について言えば、小学校で学ぶ漢字は1006字もありますが、これはいわゆる「常用漢字」の47%に相当します(残りは中学校で習います)。

もちろん、文科省が定める『学習指導要領』では、小学校卒業時に、その1006字の「読み」ができることを基準としていますので(「書き」は推奨)、すべての漢字を書くことができるようにならなくても大丈夫ですが、それでも、千字を超える数は相当です。
小学生のうちにしっかりと学ぶことが、将来にもつながります。「学び」の貯金です。

なお、鳥羽見寺子屋での漢字学習に関しては、市販ドリルの利用もOKですし、寺子屋では、1006字をマスターする目的の漢字ドリル『千字問』を使った、特別学習を実施中です。

もちろん、鳥羽見寺子屋では、他の教科についても、「しっかり」と学ぶことの大切さを伝えていきます

 

理由その2:「わからない」まま先に進むことを避ける

勉強がキライになる理由の一つに、「わからない」ということがあります。

難しいものは、勉強でもゲームでもなんでも、投げ出したくなるものです。
とくに、子どもは大人に比べて忍耐力に劣りますし、勉強をやらなきゃいけないモチベーションが高くないと、すぐにあきらめてしまいます。

小学校でやる内容が、一回こっきりのものなら気にすることはありませんが、この先の学校生活で再び、さらに難しい形となって表れてくるのが現実です

たとえば小学校の図形の角度がわからないまま先に進んだ場合、中学校の角度の問題がわかるはずもないですし、高校数学の『三角関数(サイン・コサイン・タンジェント)』なんて到底理解不能ですし、その知識が必要な設計士などの未来もないことになります。
もちろん、それは極端な例で、中学、高校の時に学び直すこともできますが、それではあまりにも非効率です。やはり、学べるときに学び、あとで「忘れた」から復習するというくらいの方が現実的です。

鳥羽見寺子屋では、メンターが、子どもたちが「どこの」「なんに」つまずいているのか、不足している部分があればそれを見つけ、その子に合った指導を行ないます
また、場合によっては保護者さまに対し、家庭での取り組みが必要であればそれもアドバイスをさせていただきます。

 

理由その3:「わからない」ままでは楽しくならない

子どもたちがアニメやゲームに夢中になるのは、ほどよく「わかった」という経験ができる仕組みになっているからです。

たとえば、子どもたちが大好きな『名探偵コナン』ですが、よくあるミステリーものと同じく、「ヒント」を所々で出していき、結果、「犯人は○○だ!」とわかるから楽しいのです。これが、ずーっと犯人がわからないままだったらどう思いますか? なにも楽しくないですよね。

学校の勉強も同じで、挫折する人の多くは「わからない」がきっかけです。
それを乗り越え、「楽しい」という経験を味わうことがないと、だんだん嫌気がさして、結果「楽しくない」という状態に行きつきます。

とくに、小学校3~4年くらいから、これまでのような「リンゴ3個とミカン4個は合わせていくつ?」というような、頭の中でカンタンにイメージできる実体のあるものから、「分数」「速さ」など頭の中でイメージしなければならない『抽象的概念』が登場します。
ここでかなりの人がつまずき、これまで好きだった算数がキライになったりする子も出始めます(これは『9歳の壁』『小4ビハインド』と言われます)。

ここでの挫折は、将来的な「勉強ギライ」を生むことにつながりますので、鳥羽見寺子屋では、子どもができない問題を、子どもに合ったアドバイスをしながら自力で解けるように導き、「わからない」を「わかった」に変えて行く指導を行ない、「勉強って、楽しい」と思えるように導きます

楽しくなれば、勉強をするモチベーションは湧きやすくなるためです。

 

理由その4:学校で教えた内容だからやる意味がある

教える側の考え方により、学校で教えていること以外を教える塾も存在しますが、鳥羽見寺子屋では、学校で教えていることを基準に勉強を教えます。

なぜなら、小中学校では、テストもなにもかも、基本的に教科書や学校指定のワークにもとづいてすべてのものが作られているからです(これが、高校になると、「受験」というものが絡むのでそうもいきません)。ですので、その流れに沿った方が、子どもたちを混乱させず、さらに効率的に学びを深められるからです。

とくに、小学校では『基礎学力』を身に付けることが大切ですから、中途半端な「テクニック」を覚えたり、極端な得手不得手を作るよりも、「どれだけきちんとした理解できたか?」の方が重要です

むしろ寺子屋では、学校の勉強で「できなかった」部分を、ゲームのように、いかにして「クリア」していくか、というような捉え方で、子どもたちにチャレンジさせます。
市販のドリルでも、基本的には教科書準拠なので、それがキッチリとできることを重視させます。

そうすることで、「学ぶ楽しさ」を感じてもらうと同時に、できなかったことができるようになることで、「自信」をつけていく『成功体験』をさせることを重視しています。

 

理由その5:学びの習慣を定着化させやすい

現代では、「テスト」や「受験」が目的化してしまっている傾向がありますが、これはあくまで「どこまで理解できているか」「どれくらいの能力を持っているか」を計るモノサシであり、通過点にしかすぎません。

それに、社会に出たら、学校の勉強のように「答え」があることなんて、ほとんどありません。

仕事でも育児でも「答えがない」中で、どうやって、より最適に近い解を出していくか? そのためにはどうしたらいいか? その「学び」のプロセスが永遠に続きます。それが生きることです。

本来通過点であるはずの「テスト」「受験」が目的化してしまうと忘れがちですが、子どもたちが「学校の勉強」という答えがあるものを使って学ぶのは、その「プロセス」の練習、とくに、「頭を使う」基礎練習、「学びの習慣」を身につけるということです

練習だから、答えがあります。
バスケットなら、敵もいない状態でシュートの練習をするようなものです。

でも、実際のバスケットの試合は、ノーマークでシュートを打てるシーンなど、ほぼありません。ですが、たとえノーマークでのシュート練習であっても、それを積み重ねていれば、有名マンガ『スラムダンク』のハイライトシーンのように、激しい試合の最後の瞬間に、勝負を決めるシュートを入れることができるようになるかもしれません。

それは、基礎練習のたまものです。
そして、それは日々の習慣で作られるのです。

特に中学生の定期テストは、一夜漬けでなんとか解決できる物ではありませんから、普段から、勉強がやれる習慣を作っておかないと、いい結果はついてくることはありませんし、その後の高校受験、高校生活、大学受験にも影響を及ぼします。

だから、鳥羽見寺子屋での勉強でも「基礎」と「習慣」を大切に学ばせます。
早くドリルを終わらせることよりも、目先の「たまたま」の高得点よりも、きちんと理解できたかを見ます。

理解できていない部分を放っておいて後悔するのは子どもたちですが、子どもたちにはそれがわかりません。目先の「できた」よりも、「しっかりできた」を大切にし、その習慣を定着化させていきます。それをやらずして、勉強の習慣化などできません

 

子どもたちの可能性は、無限大です。

しかし、そのためには、どんなことにも必要とされる『基礎学力』『忍耐力』『達成力』を身につけることが、小学校時代にはとても大切なことです。

もちろんそれは、「遊び」の有用性を否定するわけでもなく、よりよい学びの環境に行くための「受験」を否定するつもりはないですが、やるべきことをきちんとやれる人間に育てるのは、大切なことだと思いませんか?

 

鳥羽見寺子屋のメンターは、子どもたちを勉強ができるだけではない、立派な人間になってもらいたいと考えております。

それは、地域の子どもたちの未来のためになるからです。

 

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