昨日、愛知県公立高校入試Bグループの筆記テストが終わりました。
残すは今日の面接のみとなりますが、まずは自己採点で今日も中3組が集合。
先日もお話ししたとおり、今はネットで解答がその場でわかる時代。
デジタルネイティブの子どもたちはすぐに「スマホ」でチェックしたがりますが、やはり小さい画面でPDFデータを拡大して左右に動かしながらの採点よりも、「印刷」したものに○×をつけるのがオススメです。
ということで、来た子には印刷した解答を渡して自己採点させています。
そもそも愛知県の入試問題は、各科目基本は1点なのですが、太枠で書かれた問題のみ2点問題となっており、しかもそのことを問題用紙にも解答用紙にも書いてないという、何も知らない子からしたらとても「不親切」な設計です。
そのため、解答用紙に直接○×をつけて、それを後で集計した方が正確に自己採点ができるのです。
もちろん、過去問などで自己採点に慣れておく方がよいです。
その時も、ノートにやるのではなく、付属の答案用紙でやった方が、実際の答案の
また、公立入試の解答は、答案用紙にそのまま解答を入れたものなので、自分の答案を思い出しながら採点することができます。
もちろん本来は、問題用紙に書いた内容をメモっておくべきですが、時間も限られ完璧に出来ない子もいますから、ささいなことですが、答案用紙が返ってこないだけに、「自分の書いた答案と向き合う」という作業が必要です。
勉強の本質は「できないことをできるようにしていく」ことですから、「できなかったこと」をただの点数だけで終わらせず、つらくても向き合うことが大切です。
向き合った結果、目標点に行かず凹むこともありますが・・・でも、気づかないまま「失敗」という経験をするよりも、自分で「失敗」と気づける経験をする方が何倍も大事なこと。
だって、人生はままならないことばかりですし、
失敗と向き合わず、いつまで経っても人のせいにし続ける大人にはなってほしくないですからね。
なので、ただただ採点するためだけに印刷するのは「紙がもったい」ないように感じるかもしれませんが、プリンタがあればぜひ「印刷」を。
といってもプリンターもないおうちもありますが、そういう時は、翌日の中日新聞を。
新聞なかったら?
コンビニのプリンターを使って、PDFを印刷しましょう!