高校受験対策

公立高校入試初日終了!自己採点&面接対策です

昨日ですが、愛知県公立高校入試(A日程)の1日目のペーパーテストが終了しました。

2日目の今日は面接です。

面接のためだけに2日連続で高校に行くわけですが、めんどいですよねぇ。よくやるもんだと思います。

 

さて、昨日は試験終了後、ぞろぞろと中3の子が集まってまいりました。

出来が気になってしょうがないんでしょうね、制服のまま来ている子もいました。

 

昔は翌日の新聞で答えを知る、というのが定番でしたが、今はネット。

中日新聞社の受験ガイド(愛知県私学協会が協力?)の「中日進学ナビ」さんで、問題(英語のリスニング原稿もある)と解答のPDFがダウンロードできます

便利な時代ですね(※注意点は後述)。

しかも、発表タイミングが「試験終了後」ということで、こういった所も情報戦になっています(なぜ中学校で教えていないのでしょう??)。

 

ちなみに中日進学ナビ以外でも、色んな塾さんが同じように問題用紙と解答(一部解説がある所も!)を公開していますが、最速は「野田塾」さんですね。

CMではおなじみの野田塾さんはいつも公開早いらしく、中日進学ナビは全科目が終わってから公開(今回は1時間弱後だったと思います)でしたが、野田塾さんはその科目が終わったらすぐ公開しているようです。真似できません・・・。

注意点

「中日進学ナビ」さんは、国語の長文と社会の写真の部分が著作権の関係で使えないということで、国語と社会の問題がありません(解答はあります)。

「野田塾」さんは問題がありますが、国語の長文はボカシ、社会の写真は文字で解説となっています。

国語の長文をそのまま載せているのは、新守山エリアの雄、「佐鳴予備校」さんです。ちょっとした解説もあります。

 

なお、なんでこんな早く出るか? ですが、試験問題は試験が始まると教育委員会から大手の塾さんにデータが送られるそうなので、それを使うみたいです。

今日以降になればYouTubeで解説動画を出す塾さんも出てくるので、その辺利用するのもよいですよ。寺子屋は小さな所なのでとても真似できませんが、特に数学は見ておいた方がいいですよ!

というのも、愛知県の公立高受験は、全国でも珍しい(たしか愛知だけだったはず)2校受験。

来年度から「2校受験だけど試験が1回」になりますが、今年度までは「2校ぶんを2回受ける」という殺人的なスケジュール(そしてそれぞれ面接がある)ではありますが、後の日程(B日程)は、A日程の結果を受けて対策できるのがメリットですね。

まったく同じ問題は出ませんし(ただし同じ「分野」はあり得ます)。今年の「傾向」もつかめます。

 

そのために寺子屋の子は水曜日に直前対策しなきゃですね(どこまでできるかわかりませんが)。

今日は、ネットに公開された「解答」を見ながら自己採点してもらいました。

大事です、自己採点

全県模試のデータなどをもとに、合格ラインとなる目標点を定めていたのでそこに行っているか行っていないかも、子どもたちは気になりますしね。

自己採点しながら、あれだけ模擬テストでミスしたことを本番でもやってしまったことを反省したり、意外と出来ていた自分を褒めたり、(解答はあっても解説がないので)解答がわからない問題はこちらで解説したり、モヤモヤを解消することも大事。

 

「そこで落としちゃったか~」と思うことも多々ありましたが、テストから逃げず、こうやって向き合っているのは立派な成長だと思います。

結果もついて来ると一番いいのですが・・・。

第二志望組は楽々な点数でしたが、第一志望組はギリギリ多いので心配です。

 

そして、ギリギリ(ボーダーライン)の子で大事なのは、今日の面接。

公立高入試では、基本的にはペーパーテストだけで順位を決めて、内申or当日点の両方が定員に入れば合格(面接は目をつむっていても合格できるらしい)、どちらかしか入らない場合は、面接や内申書の内容を「総合的に」勘案して採用されるという仕組み。

なので、面接が大事!

 

とはいえ、なにせ今年の受験生は、学力的にチャレンジな子が多く、面接も別日と言うこともあって、とにかく筆記テスト対策重視でした。

そういう意味では、あれだけ文句を言っていた「面接が後日」もありがたいものです笑。

 

しかし、未だ自分の話すべきことが決まらない子もいたので、時間はオーバーしてしまいましたが、短所を長所に読みかえる方法などを駆使しつつ、私は一応「作家」なので、相手の心に刺さる表現の原稿にしたためることもしてあげました。

・・・いや、考えとけよと! と思いましたが。

まぁ、目標点には行かなかったものの、「ワンチャンあるかも?」レベルまでにはなったので、ドーピングです。

自分でも子どもに甘いなぁ・・・と思いつつ、そこがまぁ、寺子屋ですかね。

だから、まったく勉強してなかった子どもでも、受験でちゃんと戦えるくらいまで勉強してくれたわけですが・・・良いんだか悪いんだか。

  • この記事を書いた人

メンター 田中聖斗

名古屋市守山区で地域の学び舎『鳥羽見寺子屋』を主宰。塾に行けない・行きたくない子の学習指導や、子どもたちの学びを促す特別授業をやっています。子どもたちに寄りそうことを重視し、どんな子でも受け入れています。作家・企画屋・家庭教育アドバイザー・教材開発者です。花粉症の舌禍免疫中のため、現在は年中メガネです。

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