昨日パン作りをしたのですが、GWということもあって参加人数が少なく、結果的に時間があまったので、寺子屋に常備してある「へんなかんじ」という、漢字を創作していくゲームをやりましたよ。
カタカナの「お題」をムリヤリ漢字一字にして、お題が何かを当ててもらうゲームです。
当ててもらった人と、当てた人にポイントが入る仕組みで、「人にわかるように書く」という意外と高いスキルを求められる知的ゲームです。
ちなみに上の写真の、右に書いた「車偏」に「蔵」ですが、「エンジン」をイメージして私が作りました。
「心臓」という漢字を知らない子たちだったので、全然通じませんでしたがw
当ててもらうの難しい・・・あくまでも、「伝わる」漢字を考える必要があるので、意外と結構難しいですよ?
ちなみにこのゲーム、「所さんのお届けモノです」というテレビ番組で紹介されていたので買ったのですが、結構子どもたちにも好評です。
商品には、4人分の漢字を書くカード(ホワイトボード式)、ペン、お題カードが入っています。
お題カードはかなり多く、たまに「映画のタイトル」みたいに具体的には自分で考えないといけないものもあって、マンネリ化しないのもいいですね。
ただ、カタカナ語から漢字にするのって、まぁまぁ難しいです。
「オートバイ」とか「パソコン」とか、
そのまま「自動二輪」とか「電子計算機」とか書いてもダメですよ?
ムリヤリ、「漢字一字」にしないといけないので。
なので、ある程度、「どこを切りとって、どこを組み合わせるか」と考えられる能力が必要です。ふざけたタイトルですが、案外、知的ゲームなんですね。
欠点としては、そもそもカタカナ語のボキャブラリーが必要、ということと、「漢字を知らないと書けない」ということで、ある程度学年が行ってないと楽しさが半減してしまいます。なので、対象は3年以上、できれば5年生以上が推奨でしょうか?
漢字を知ってる量が多いほど楽しくなるため、中学生3年くらいだと常用漢字2千字ぐらい知っている(ハズ笑)なので、結構、工夫して漢字を書くので盛り上がれます(受験講座の時の息抜きでも好評でした)。
もちろん、大人も楽しめますが、大人が子どもとやる時は、先ほどのように「わかるかどうか」を考えないといけないので大変ですが、それもコミュニケーションです笑。「習った漢字」かどうかはアプリとかでわかりますが、本を読む子であれば「読む」ことはできるので、その辺も相手のレベルに合わせた漢字を選ぶ必要があります。
ちなみにパン作りの後には漢字マスター『千字問※』というプリントをやる時間だったのですが、今回は人数が少なかったので、こちらも息抜きに「へんなかんじ」をやりました笑。
※江戸時代の寺子屋で使われていた、中国で生まれた漢字をおぼえるテキスト『千字文』から着想を得て、文の中で漢字をおぼえていく練習プリントです。
これまた当ててもらえなかったのですが笑、
「ゴールデンウィーク」
をみなさんならどう漢字一字で書きますか?
「黄金週間」は一字じゃないんでダメですよ??