昨日、中学生向けに「愛知全県模試」を開催しました。駅前のS塾さんも同日だったそうですね。
この間まで受験生を合格させるのにヒーヒーしてましたが、もう新年度!
早いですね〜。
鳥羽見寺子屋は、「すべての子に知恵を授けたい」という考えでやっていますので、自分の所の生徒以外も受け入れているのですが、今回の第1回目は、寺子屋に通う子よりも、外部からの参加の子の方が多かったですね。
まぁ、受験者数自体はそう多くないのですが、全県模試主催の外部会場受験はコロナ禍のせいで今年も行われないので、こういった会場で受験できる機会を子どもたちに与えられて良かったです。
さて、全県模試では高校の合格判定もできますから内申点(通知表の5段階の合計)の情報をもらうのですが、中には明らかに学年トップクラスの「すごい内申だな!」という子もいました。でも、そういう子でも模試初体験ともなれば、思うように点数が伸ばせません。
受験用の問題(≒模試)って、私自身の苦い経験でもありますが、初見だと「へっ!?」ってなってしまう問題があって、そこに時間をとられてしまったり、問題数はそこまで多くないものの(今回の模試は4点×25問)、ちょっとしたミスで点数が伸びないということもあります。
さらに模試の答案を見るとおもしろい(?)のが、必ず、「苦手教科」は如実に点数が伸びません。
学校の定期テストや通知表ではよく出ていても、本人が「自信がない」「実はよくわかっていない」と思っているものは、そこがハッキリと表れるんですよね。定期テストや通知表だけでは計れない部分なので、全県模試に限らず、こういった実力テストを時々受けることは、苦手のあぶり出しのためには必要なことです。
というか、そうしないと自分を客観的に見られないですからね。
まぁ、その辺、学校でも実力テストをやりますので、それでもよいのですが、大事なのはその先。
テストの結果だけ見て、それで終わりなら、文字通り今の実力を測るためだけで終わるっちゃいますから、模試にしろ実力テストにしろ、自分の実力を把握した後に、できなかったところをできるようにしていくことが大事です。というかそれが本来の、勉強ですからね!