メンターのひとり言

今年から変わる愛知県の公立高入試対策セミナーに行ってきました

昨日、全県模試の発行元である、学悠出版主宰の「教育情報セミナー」に行ってきました。

内容は

①2022年度愛知県公立高校入試分析
②愛知県の中高一貫校導入はどうなる?

の2本立てで、講師は両方とも、全国の入試の分析や教材作成をしている、エデュケーショナルネットワークの方。

有料のセミナーではありましたが、50名ほどが参加し、なるほどお金を払って聞きに来る熟関係者がいるのもわかるな、という内容でした。

特に①は、今年度から愛知県の公立高入試の仕組みがマークシートに変わるということで、他県のマークシート入試を分析して、

「愛知県はこうなるんじゃないか?」
「こういう対策が必要なんじゃないか?」

などを編集長の上野氏が熱く語っていました。

こういった情報って、大手チェーンじゃない塾関係者からすると、ノドから手が出るほどほしい情報ですね。

塾の営業のも指導にも使えますし、それが引いては子どもたちのためにもなるワケですから。

鳥羽見寺子屋は塾ではありませんが、塾に行かない子たちの学びのチャンスを平等に与えたいと思っているのでセミナーに参加したのですが、聞けば聞くほど、塾関係者が必死に「公立高入試対策」をする姿が思い浮かび、塾に行かない子がますます不利になるな、という風にも思いました。

そりゃ、「対策」こそ塾に行く最大のメリットだからしょうがないのですが、聞けば聞くほど、愛知県の公立高入試の特に上位校は、

「思った通りに受からなかった」

ということがかつてなく起こり得る感じがしました。

もちろん上位校を目指していない子でも、マークシートの分析がキチッとできていないと苦労するのはもちろんで、自力でそれを対策するのは難しいかもしれない・・・と思いました。

寺子屋でも去年は、全県模試の結果を踏まえた対策を授けましたけど、今年はこれまで以上に対策が必要になるので、アンテナをしっかり張っておかないと大変ですよ!!

7/16土に実施する家庭教育セミナーでもお話できたらいいなとは思いますが、またまとまりましたらブログでもご紹介します!

 

  • この記事を書いた人

メンター 田中聖斗

名古屋市守山区で地域の学び舎『鳥羽見寺子屋』を主宰。塾に行けない・行きたくない子の学習指導や、子どもたちの学びを促す特別授業をやっています。子どもたちに寄りそうことを重視し、どんな子でも受け入れています。作家・企画屋・家庭教育アドバイザー・教材開発者です。花粉症の舌禍免疫中のため、現在は年中メガネです。

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