夏の工作が苦手な人は寺子屋で工作を!というお話とは真逆の、工作が好きだ!とか、得意だ!という子向けのお話です。
夏休み+9月は、結構「工作」系のコンテストがたくさんあります。
本当にいろんなテーマでいろんなコンテストがあり、中にはスゴい賞品があるものもあるのですが、ここでは「おっ、これは!?」と気になった工作コンテストをご紹介しています!(2022年度情報)
木工用ボンドのコニシ主催の「夏休み工作コンテスト」
子どもたちが工作で使う定番の「木工用ボンド」や、瞬間接着剤の代名詞「アロンアルファ」でおなじみの「コニシ」主催で、「夏の工作」のコンテストというのが毎年夏にあるんです。
じぶんの手でつくるのってわくわくたのしいよね。ボンドがあれば、いろんなものがかんたんにつくれるようになるよ。さぁ、あとはキミのアイデアしだい。たくさんのおともだちと、うでだめし。工作(こうさく)の「王(おう)さま」、めざしてみよう!
コニシのボンドを使えばなんでもOK、というコンテストで、商品も木工用ボンドクッションなど微妙なのですが、過去作品を見ると、動物園とか、骨格標本とか、お寿司とか、結構エグい出来の作品が多いですね笑。
結構作品のクオリティがすごい割に商品が、「木工用ボンドクッション」💧。
(図書カードもあるがおそらく高額ではない)
それでも力作を作って(写真で)送るというのは、まさに、作ることが楽しい、みんなに見てもらいたい、というただそれだけの、純粋な創作意欲。
5名以上参加でシールがもらえる「団体の部」もあるので、寺子屋で参加しちゃう??なんてね。
ここまでガチじゃなくていい?「明治の部」
この、コニシ主催の工作コンテストですが、おかしの明治(Meiji)とコラボして、明治製品の空箱を使っての作品も募集する「明治の部」もあります。
こちらはボンドとお菓子の詰め合わせ(どんな組み合わせよ)がもらえるし、お菓子の箱のテイストをそのまま使えるので、工作がそこまで得意じゃなくても、お菓子への愛があふれたお子さんはこちらを目指すのもありです。
明治のサイトに工作の見本があるので、そういうのを参考にしてもいいですね。
説明書と動画付きです!
ジャック所長の工作名人LAB|Meiji Co., Ltd.
食べ終わったお菓子の箱を大ヘンシン。楽しく工作をしながら、もっと工夫したくなったり、つくるテーマや「SDGs」についてもっと知りたくなったり。お菓子の箱を出来るだけ使い切ってチャレンジする「工作名人」は、みんなの“したい“がふくらむ場です。
賞品は図書カード3万円!「リサイクル工作コンクール」
「やっぱり賞品が大事だよ!」
という、欲望のかたまりみたいな子には、高額の商品がもらえるものもあります。
たとえば、地元、中部電力グループの、公益財団法人ちゅうでん教育振興財団の主催する「ちゅうでんリサイクル工作コンクール」ですね。
ちゅうでんリサイクル工作コンクール|公益財団法人ちゅうでん教育振興財団
当財団は、小・中学校教育における優れた教育上の試みを支援したり、子どもたちの人間性を育み、感受性を高めるような文化芸術活動を行うことを主な事業としております。
不要品などを使ったリサイクル工作のコンテストで、今年で26回目。
最優秀賞は図書カード3万円!。
優秀賞でも1万円、佳作でも3千円ですが、低学年・中学年・高学年と分かれていて、応募総数はそれぞれ1500人行かないくらい*で、結構狙い目なコンテストかなぁと。
*フマキラーの虫や植物とふれあうコンテストは1万人超えています
同じく図書カード3万円!の「手づくり絵はがきコンクール」
もう一つ、3万円の図書カードがもらえるコンテストは、日本製紙連合会主催の「手づくり絵はがきコンクール」ですね。
牛乳パックからハガキを作って、そのハガキに絵を描いた作品を募集しています。
「牛乳パックからはがきを作って、身近な紙からリサイクルを体験しよう!!」日本製紙連合会は、子どもたちに紙への関心を高めてもらうとともに、紙のリサイクルを身をもって体験してもらうことを目的に当コンクールを開催しています。
「団体賞」として10万円という選択もあるので、寺子屋でやっちゃう??
・・・という冗談はおいておいて(絵画教室には敵わないと思いますが笑)。
牛乳パック紙すきは面白そうですし、SDGs的だし、テーマが「夏の思い出」なので、8月後半~9月の特別授業としてちょっと考えてみようかなと。メンターは毎食、牛乳を飲むので牛乳パックは腐るほどあるし。
一日ひたさないといけないので、そこがネックではありますが・・・料理番組方式で「それではこれが1日経ったものです」って感じでやっちゃう??
5万円+ディズニーリゾート招待!「海とさかな自由研究・作品コンクール」
こういったコンテストでおそらく最も高額な商品が用意されているのは、朝日新聞社主催、ニッスイが協賛の「海とさかな 自由研究・作品コンクール」ですね。
第41回「海とさかな」自由研究・作品コンクールは、わたしたちに身近な「海とさかな」をテーマに作品を募集します。児童のみなさんが作品づくりを通して、海の豊かさや海洋生物の不思議な生態、日本の魚食文化の素晴らしさに気づく機会にしていただければ幸いです。
応募者全員に「海とさかな博士号認定証」と参加賞がもらえるだけでなく、最優秀賞16名に対し、賞状+盾に、副賞が5万円の図書カードに、ディズニーにご招待!
千葉県浦安市の有名テーマパークってどう考えてもディズニーリゾートで、本人+家族2名分と合わせて宿泊付きでご招待とか、太っ腹すぎる!
名前通り、本来は「自由研究」のコンテストですが、研究部門とは別に、創作部門として作文や絵画や工作(かるたとか絵本とかで受賞もありました)がありまして、そちらに工作で応募も出来るんです。
とはいえ、単なる工作や作文のコンテストではなく、やはり、海や魚への愛情や思い入れといったものが感じられる作品じゃないとなかなか受賞は難しいと思うので、工作がダメなら文章で、文章がダメなら絵で、などいろいろな発表方法がありますので、「海が好き!」「魚が好き!」というさかなクンみたいな子は、ぜひともチャレンジしてほしいですね!
親子参加も出来る「Pacomaつくる!コンテスト」
子どもだけじゃなく、大人も何か作りたい!
というのであれば、ホームセンターにおいてあるフリーペーパー「Pacoma」主催の「Pacomaつくる!コンテスト」なんかもいいですね。
今年で第7回となるPacomaの夏の恒例、人気企画。今回は「つくる!コンテスト」と題し、工作やDIY、手芸などさまざまな作品を大募集!アイデアが光る子どもの作品、ママのイラスト、パパの初めての手芸、親子の共作などなど。「楽しくつくったね!」と家族で笑顔になれる夏の思い出にぜひご応募を!
子どもの工作部門もありますが、大人のDIYや、親子部門もありますので、とにかく親子でものづくりが好きというご家庭にはピッタリのコンテストです。
部門によってはスゴい商品(充電式電動丸ノコとか笑)、親子部門はレイメイ藤井の「しゃべる国旗付き地球儀(↓)」が2名に。
昔はこういったコンテストは学校とかのポスターからしか知ることが出来ませんでしたが、今はネットでたくさん出てきますので、好きなものにフォーカスして、ネットでいろいろ探してみて、「これなら!」というところに向かって工作を頑張って、応募してみてもいいですね。
目標を自分で設定して、努力する経験は、結果が伴わなくても、ただただ漫然とドリルをやるよりも子どもを成長させますからね!