メンターのひとり言

公立高校入試が終わりました。が・・・

愛知県の公立高校入試が早くなり、これまで卒業式の後に入試という、鬼のようなスケジュールから変わった初の年となりました。

名古屋市立の中学校では火曜が卒業式で、公立の合格発表が水曜だったので、数日ずらせられなかったのか本当に謎ですが、それでもこれまでよりもスッキリした気持ちで卒業式を迎えられたことでしょう。

実際、昨年度は、公立入試を控えている子たちは卒業式の当日も、受験が不安ということで、遊びの予定を断って寺子屋でに来て勉強しておりましたので(その甲斐?あってか全員合格しましたけど)、今年からはそういったことがなくてよかったですね。

塾業界では早めに辞められてしまって収益上困る、という現象が起きているようですが、実際、入学までの期間に遊びほうけてしまう子が増えるのが目に見えていますね。

まぁ、それを言ったら、私立推薦で決まっていた子なんかはさらにダレてしまうので笑、私立推薦組と公立一般組の学力差は多少埋まってしまうのか?なんてよけいな心配を。

いずれにせよ、学生である以上、学びをやめたらついていけなくなるので、その辺を忘れずに、羽を伸ばす時は延ばしつつ、新たなステージに向かっていってほしいですね。

もし、私立も全落ちして、公立も全落ちしても、まだまだ公立高校の二次募集もあるなど、学びの門戸は開かれていますので、受験がまだ終わっていない子はあきらめずに最後まで努力してほしいですね。

入ってしまえば一緒ですし、最後まで努力した方が結局は勝つのが人生というものなので、努力をし続ける事が何より大切です。

その辺はいつの時代も「最近忘れられてる」と語られることではありますが、それだけ、普遍的な真理ですから、努力を積み重ねて大きな人間になってほしいですね。

  • この記事を書いた人

メンター 田中聖斗

名古屋市守山区で地域の学び舎『鳥羽見寺子屋』を主宰。塾に行けない・行きたくない子の学習指導や、子どもたちの学びを促す特別授業をやっています。子どもたちに寄りそうことを重視し、どんな子でも受け入れています。作家・企画屋・家庭教育アドバイザー・教材開発者です。花粉症の舌禍免疫中のため、現在は年中メガネです。

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