今年から、鳥羽見寺子屋では、デジタル教材eboardを使った夏期講習を始めました。
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参考【参加者受付中】eboard夏期講習 はじめます!
いよいよ夏休みが始まりますね。 今年の夏は、鳥羽見寺子屋では新たな取り組みとして、「eboard夏期講習」を始めることにしました。 eboard夏期講習とは? 通常の夏期講習と違って、一斉授業ではなく ...
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eboardは、塾や学校でも使われているデジタル教材で、授業動画+問題がセットになっているものです。
ン万円の授業料を取る進学塾さんが導入している、atama+(アタマプラス)とか、月1万弱とられる某チャレンジタ●チとかのようにAIは搭載していませんが、そのぶん費用が安く済み、鳥羽見寺子屋では、かなりお安い料金で使ってもらっています。
コンテンツの内容としては、かなり基礎的なものです。
正直言うと、個人的には高得点を狙うにはじゃっかん物足りない。
でも逆に、基礎の基礎から学ぶには、これほどやりやすい教材はないです。
学習障害がある子でもできるようになっているので、勉強が苦手な子向けなのです。
予習や、学校を休んだ時の勉強には最適です。
eboardは無料でも使えるものなのですが、それだと学習履歴が残らず、ただただ授業動画を見て、ただただ問題をやる、という使い方しかできません。
しかし、有料版は、学習した履歴が残るし、どの問題でつまずいているのかなど、管理者(寺子屋だとメンター)が、チェックできるのがメリット。
たとえば、
このように、どの問題にどれくらい時間をかけ、何回つまずいているのか?
などもわかります。
この、「間違え方」によって、その子がどれくらい理解をしているのか?というのが見えてきます。
上記の例だと、be動詞の「am」を入れる問題ですが、間違えまくって、でも授業動画を見直して学ぼうとしていない。
そういった、基礎的なことすらわかっていないのに、それを改善しようとしていない、という学習姿勢もわかるので、この辺から直していかないといけない、ということもわかるわけですね。
デジタル教材は、デメリットも多々ありますが、デジタルゆえに、客観的事実だけをドライに見るには最適なんです。
勉強は「気分」にまかせると、どんどんやらなくなりますからね。
かといって、相手は人間で、しかも子どもです。
そして、勉強の成績がよくない、という子は、基本的に勉強が大キライです笑。
そんな子に理詰めで説明したところで意味がありません。
むしろ逆効果ですね!
大事なのは、こういう現状を解消していかない限り、何をしても成績が上がらない、という現実をふまえた上で、その子ができることから始め、通らなければならない道を通してあげて、成長させることです。
ですからまずは、「やった」ことだけでも評価していく、ということから始めないといけない子も。
必要なサポートは人それぞれ違いますので、大変は大変ですが…。
一筋縄ではいきませんが、夏期講習としてeboardをやりながら、寺子屋にも定期的に通ってもらい、学習姿勢を少しずつ変えていくのに利用していただければな、と思います。
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