学び舎コラム-出張版

寺子屋が大事にしていること 「勉強」だけで生きていけるわけじゃないから

先月の話ですが、寺子屋一期生の子たちが成人式を迎え、振り袖姿であいさつに来てくれました。

寺子屋が始まったときは小学6年生で、中学卒業まで寺子屋に通っており、気がつけばもう大学生。

ずいぶん時間が経ったものだと驚くばかりですが、他にも卒業生がお店(MOGU-te)の手伝いに来てくれたり、POPを作ってくれたり、何かとつながりが続いた状態でいます。

 

鳥羽見コミュニティセンターで始めた当初は毎月20人くらいが来る感じでしたが、MOGU-teの2階に移転した今では、毎月80~90人くらいが集う場所になりました。

英会話クラスが始まったり、プログラミング教室を始めたりしたこともあり、気がつけば多くの子どもが集まる場所に……。

多くの人に支えられここまで来られたことに感謝です。

 

パッと見大きくなった寺子屋ですが、初めから一貫して変わらないのは、「勉強で商売」せず、子どもたちの成長を見守り、応援することを第一にすることです。

だから、宿題などやらなければならないものがあるなら別ですが、そうでなければ、まずは子どもに何をやりたいか聞きます。

その方が、最終的にやりたくないこともやってくれるようになるからです。

 

また、子どもたちの「これ教えて!」という声には全部応え、進路についても、その子その子の選択を大事にしながら、一番いいことは何かを一緒に考えます。

大変ですが、その方が子どものためになると考えているからです。

 

いくら子どもであっても、大人がすべて決めるのでは、大人になって困ります。

大人になったら、誰かの力を借りながらではあっても、自分の道は自分で決めて、進むしかないからです。

だから、「正解」よりも「自分で考える」ことを学ばせています。

(本コラムは鳥羽見小学校で配布された、寺子屋通信の内容を再掲しております)

  • この記事を書いた人

メンター 田中聖斗

名古屋市守山区で『鳥羽見寺子屋』を主宰。子どもたちに寄りそうことを重視し、塾に行けない・行きたくない子・どんな子でも受け入れて学習指導をしています。 2024年からMOGU-teの経営を引き継ぎ、2階で寺子屋もやっている、作家です。教材を作ったりもしています。

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