お知らせ

【受付終了】「愛知全県模試」の開催について(〆3/11)

令和3年度最初の、第1回全県模試(中学)を実施します。

寺子屋に通っている子のみならず、寺子屋に通っていない子でも、塾に通っているけど模試が受けられない子、鳥羽見学区外の子など、どなたでも参加できます

※会場が一杯になった場合、予約日を増やすか、受け付けを終了することがございます。
※感染症による状況変化に伴い、開催に変更がある場合はメールでお知らせします。

 

対象は主に、受験生となる新中学3年生(現在2年生)ですが、新中学2年生(現1年生)新中学1年生(現6年生)も受験可能です。

なお、本年度より、第1回から全学年「5教科、英語のリスニングあり」となりました。

 

開催日は4/4(日)、申込〆切日は3/11(木)となります。

 

愛知全県模試とは?

愛知県で最大の参加者数を誇る模試です。
県内の中学三年生は約7万人弱ですので、半数近い数が受けることもあります

この模試を受けるメリットは主に4つです。

メリット1
:自分の「立ち位置」がわかる

大手進学塾が実施している、進学校向けに特化した進学模試と異なり、受験者数が圧倒的に多い(5~6倍ぐらい?)だけでなく、進学塾はもちろん、勉強が苦手な子もいる中小の塾も参加するため、上位の学校から商業科や工業科までまんべんなく志望校が選ばれるため、偏差値や合格率がリアルに近い数で出るのが特徴です(合格率80%以上ならまず合格というウワサも…)。

中学生の場合、塾に行っていない子も多く、模試を受けないまま学校に勧められるまま志望校を決めることが多いですが、「今の自分の実力」を確認し、不足分をどうやって補うかを準備でき、志望校を現実的に選ぶ参考&足りない努力をするためのキッカケに出来るので、寺子屋に通う子でも通わない子でも、1回は受けた方がいいです。

受験者全員に配られる成績表です。偏差値の他、順位、裏面では志望校別の合格率等が確認できます(出典:愛知全県模試HP

 

メリット2
:高校選びの参考になる

高校の数が多い愛知県は、公立高校の受験校も国内で唯一2校受験です。

そのため、高校選びが大変ですが、一体自分はどの高校にどれくらいの確率で行けそうで、どれくらい頑張らなければいけないか、競争相手はどれくらいいるのか?

というのを、模試の結果を踏まえてわかりやすく確認出来ます。

もちろん、私立高校の合格率も出ますので、どれくらいの競争率で、どれくらいの成績じゃないといけないのか、というのがよくわかり、推薦狙いの子でも一度は受験した方がよいでしょう。

裏面の志望校合格率です。公立は4校、私学は2校選択できます(出典:愛知全県模試HP

 

メリット3
:高校受験の準備がしやすい

「模試」は、出題範囲が基本的に今まで習った範囲すべてです
(詳細は全県模試HPで公開)

そのため、「ある程度予想がつく」定期テストと異なり、様々な単元が、それこそからみ合った問題もあり、本当の実力がハッキリ出ます

この「受験用の問題」は、受験対策をしないと解けないことも多いため、いきなり本番を迎えるよりも、模試を受けたり、受験用の問題集をやったり、過去問をやったりすることが大切です(模試申込者には、昨年度の模試過去問データも提供)。

 

全県模試は、試験問題が、数も難易度も公立高校の試験と同じような問題数、難易度で設計されていますので、予行練習になるのはもちろん、自分が本番でどうやったら力を発揮できるかを考えるいい材料になります。公立高校受験者は、1回以上受験する方が好ましいです。

また、採点結果は、全体の正答率と比較されて、苦手が洗い出しされるので、私学受験者にとっても、自分の本当の実力を測る物差しにもなりやすいです。

後日もらえる採点シート。傾向分析も出来ます(出典:愛知全県模試HP

 

メリット4
:目標にしやすい

あいち全県模試は、開催数も年5回あります。

配布される個人成績表にも、順位の他偏差値や合格率の推移が記載されるため、目標が視覚化された数字として追いかけやすく、継続的な受験が好ましく、寺子屋では、5回ある模試の内、第1回(春休み)、第3回(夏休み)、第5回(冬休み)の開催を行う予定ですが、昨年度は希望者があったので第4回も実施しました(今年度は未定です)。

2020年度の受験者数(出典:愛知全県模試HP

 

とくに中2の夏休み(第3回)からは受験者数は1万人を越し、中3の夏休みは、塾の夏季講習とからみ、「集客ネタ」というのもあり一気に増えます(「この成績だとこれだけ通塾しないといけませんよ!」と言いやすい)

逆に、人数の少ない中学1年生の合格率はあまり参考にならない可能性がありますので、純粋な力試しとしては有効です。

その時々の結果を受けて、志望校を考え直したり、逆に志望校への情熱を燃やしたり、また、体験入学に行って(行けるとよいですね…)「この高校がいい」となった高校にどれだけ頑張れば行けるのか?

などなど、めまぐるしく変わる進路変更にも対応出来ます。

 

寺子屋で模試に参加するメリット

通常、「全県模試」を受ける場合は、

  • 通っている塾が開催
  • 塾が一般参加OKにして開催
  • 自宅受験

の3通りがあります。

通っている塾で受けられる場合は、そこで受けた方が、成績管理もしてもらいやすいのでオススメですが、塾に通っていない子の場合は、塾のオープン参加にするか、「自宅受験」という形になります。

「自宅受験」は、以前は、高校や大学などで一般参加OKの公開模試として開催していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、「自宅受験」という形に変更されたものです。模試の内容は塾で実施する物と同じなので、体調に不安がある、密が心配という人にはよいのですが、手続き費用など含め、料金が3,000円近く上がります。

しかし、塾(や寺子屋)で受験する場合は、税込3,700円(全県模試の指定なのでどこも一律)で受験が出来、なおかつ実際の試験の雰囲気で行うことができるメリットがあります。

寺子屋では、塾に参加していない子でも、模試を受けられるように、どなたでも参加可能としています

また、後日、答案返却をする「一斉返却日」では、模試の結果の見方から、高校受験の仕組みと取り組み方のお話をする予定です。

 

 

模試実施要項

寺子屋では、下記のような手順で行います。

〈このページ最下部から申込〉

〈志望校を決める※〉
※公立4校・私立2校

(当日)
〈受付時に受験料支払い〉

〈試験開始前に志望校と内申点記入〉

〈試験を実施〉

〈終了時、解答と解説を配布

(終了後希望者のみ)
〈自己採点&見直し・質問〉
※別料金

(後日)
〈成績表・答案返却 直接受取or郵送〉
※4月下旬頃を予定

 

自己採点について

寺子屋では、模試の後に少し時間をおいて、学習効果が高くなる「自己採点」を実施させます。

模試の問題に自分の解答を書いておき、模試終了後に配られる解答・解説を見ながら自己採点をしたのち、自分のできなかった所、つまずいた所、理解が浅かった所など確認しながら見直しさせ、わからないものをメンターに質問するなどできる「見直しタイム」を設け、自己分析の練習をつませます。

塾と違って、大事な問題に絞った解説ではなく、自分が出来ていなかった部分をクリアにする作業ができますので、受けた内容に関しては理解した状態で帰ることができます

また、模試のみならず定期テストでもこうやってすぐ自己採点や見直しをやっていけば、学力は見違えて上がりますので、その習慣づけにも役立てやすいです。

ただ、模試で、精神的に負担も大きく、「もうテストは見たくない」「すぐ帰りたい」となりやすいので、「楽しく学べる」寺子屋の特性を活かし、友だち同士、あーだったこーだったと話しながら、教え合いながら復習し、必要に応じて大人(メンター)の力も利用していければ幸いです。

 

返却について

4月24日以降の「一斉返却日」での返却を行いますが、希望者には「郵送」での対応も行います(試験日当日にレターパックライトの料金+370円⇒合計4,070円をお持ち下さい)。

「一斉返却日」の開催はこのご時世なのでなくなる場合がございますが、その際は個別にとりに来ていただく形になります。

なお、「一斉返却日」では、模試の結果の見方、今後の受験対策などをお話しします。

寺子屋に通っている子は、寺子屋で返却します。

 

模試実施について

開催日時:2021年4月4日(日)
     中3⇒13:00〜16:55
     中1・2⇒13:00~16:50

場所:鳥羽見コミュニティセンター会議室3(2階の一番奥)

受験料:3,700円(全学年共通。税込、当日受付時にお支払い。ただし、結果の郵送希望の場合はレターパック代+370円要)

持ち物:筆記用具、定規

テスト形式:選択・筆記式(公立受験と類似の1教科20問程度)、5教科

出題範囲:愛知全県模試HPに記載(基本的にこれまで習った範囲)。
解答用紙の見本もありますので、ご確認ください。

 

見直しタイム(自己採点&復習&質問)

開催日時:模試の後、17:10~18:50

場所:コミュニティセンター会議室3(部屋移動なし)

参加料:1,000円(税込、当日受験料と一緒にお支払い)

持ち物:教科書やノート。教科書は寺子屋にもありますが、1部ずつしかないためご持参頂いた方がよいと思います

参加:模試申込フォームで希望の旨をお伝えください(後日変更も可能)

 

当日のスケジュール

学年により時間が異なりますが、同日に開催します。

なお、リスニングテストは各学年ありますが、同部屋で実施するため、違う教科の時に他の学年のリスニングテストが流れます。ご了承ください。

開始時間までに会場にお入り下さい(15分前から受付開始)。

【3年生】

開始 終了 内容
あいち全県模試
13:00 13:15 説明&志望校・内申点の記入
13:15 13:55 国語(40分)
14:00 14:35 社会(35分)
14:45 15:25 数学(40分)
15:30 16:05 理科(35分)
16:10 16:55 英語45分
見直しタイム
17:10 18:50 自己採点&質問

 

【2年生】

開始 終了 内容
あいち全県模試
13:00 13:15 説明&志望校・内申点の記入
13:15 13:55 英語(40分)
14:00 14:35 社会(35分)
14:45 15:25 数学(40分)
15:30 16:05 理科(35分)
16:10 16:50 国語(40分)
見直しタイム
17:10 18:50 自己採点&質問

※1,2年生は3年生より時間が短いので、終了時間が5分早めです。

【1年生】

開始 終了 内容
あいち全県模試
13:00 13:15 説明&志望校・内申点の記入
13:15 13:55 国語(40分)
14:00 14:35 社会(35分)
14:45 15:25 英語(40分)
15:30 16:05 理科(35分)
16:10 16:50 数学(40分)
見直しタイム
17:10 18:50 自己採点&質問

※1,2年生は3年生より時間が短いので、終了時間が5分早めです。

 

 

申し込みについて

連絡事項

  • 試験開始前に、データ処理用のカードに【志望校】と【内申点】を記入頂きます
    • 志望校…公立4校、私立2校を事前に決め、メモしてきてください
      (エリアが同じであればグループや群は関係なくお選び頂けます)
    • 内申点…通知表の5段階評価9教科合計(max45)をメモしてきてください
      (基本的には直近の実績を使いますが、年間平均でも大丈夫です)
  • 問題用紙と解答・解説はお持ち帰り頂けます
  • 結果資料(偏差値・合格率、答案採点等が記載)の返却は、4月下旬、後日お知らせする【一斉返却日】もしくは、【郵送希望】の方は郵送にて返却します
  • 服装は普段着で大丈夫です
  • 後日、「点数をどれだけ上げると合格率がどう上がるか」というシミュレーション結果を共有することもできますので、ご相談下さいませ
  • この記事を書いた人

メンター 田中聖斗

名古屋市守山区で地域の学び舎『鳥羽見寺子屋』を主宰。塾に行けない・行きたくない子の学習指導や、子どもたちの学びを促す特別授業をやっています。子どもたちに寄りそうことを重視し、どんな子でも受け入れています。作家・企画屋・家庭教育アドバイザー・教材開発者です。花粉症の舌禍免疫中のため、現在は年中メガネです。

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