寺子屋の学び

デジタル教材 eboard、中学教科書の対応作業完了しました!

先般ブログでもお話しした、デジタル教材eboardの、名古屋市指定教科書に対応した進捗表作り。

小5~中3年の進捗表が完成しました!

 

実は本日、寺子屋の前にeboardの機能アップデートのWebセミナーに参加したのですが、その中で、他の塾さんから運営に、「教科書対応表はできないのでしょうか?」という質問がなされていました。

以前から私も同じ要望を出していたのですが、どうも運営によると、教科書会社の著作権に引っかかるということで、現状作れない(各社にお金を払えそうもないため)という回答。

なるほど、そんな大人の事情が・・・eboardは「ビジネス」でやっている所と違うNPO法人なのでなかなかそういう所が大変なんでしょうね。

 

まぁ、結果からするとやはり待たずに自分で作って正解だったなと。

とりあえず鳥羽見寺子屋では、以前もお話ししましたが、細かい進捗管理よりもまず、

何月は教科書のどの単元で、
教科書のページ数はどこからどこまでで、
eboardの対応する中単元はどれで、
eboardの小単元がいくつあって、
どこまでeboardの授業視聴&問題をやったか、

というのが一目でわかるような進捗管理表にしました。

実際使ってみると、子の進捗管理表だと問題数がわからないなど物足りない部分もあるのですが、とりあえず「正答率70%以上」という基準でチェックをしていくという方式で運用しはじめたところ、意外や意外(?)、子どもたちが自分で正答率をチェックして、何度も同じ問題にチャレンジして正答率を上げるのにやっきになってくれるじゃないですか。

 

ある種ゲーム的な感覚でやれているからいいのでしょうね。

子どもって、自分が「わかる」勉強は楽しんでやりますので(それを勉強とは言わないと言えばそうなんですけど)、「わかったつもり」で再チャレンジしてくれるのですが、eboardに限らず、デジタル教材はその「わかったつもり」を許してくれないので、そういう所で、「100%に出来るハズ」とムキになってやってくれるのはいい傾向です。

 

もっとも、eboardは基礎的な内容なのでこれだけでは(特に中学生は)足りないのですが、ようやく中学校のワークも配布されたようですし、eboardで予習して、重要ポイントだけはしっかり反復しておけば、ワークの入りもよくなりますから、今年度はこのような感じで子どもたちの支援を行っていけるかなと思います。

と思ったらなに?

今年の中学は、「荷物重すぎる問題」に取り組みはじめたせいか、先生が「置き勉OK」にしたため、教科書もワークも置いてきた??

「ワークは学校でやるから」

いや、そんなん今だけだよ!!

ぜったい時間足らないよ!!

簡単な単元ばっかだし!!

 

・・・ちゃんとやる時は持って帰れよと言いましたが、子どもたちとの戦いは始まったばかりです笑。

 

まだ小学4年生以下の進捗表はできていませんが、こちらは来週中には完成させたいなと思います。

 

  • この記事を書いた人

メンター 田中聖斗

名古屋市守山区で地域の学び舎『鳥羽見寺子屋』を主宰。塾に行けない・行きたくない子の学習指導や、子どもたちの学びを促す特別授業をやっています。子どもたちに寄りそうことを重視し、どんな子でも受け入れています。作家・企画屋・家庭教育アドバイザー・教材開発者です。花粉症の舌禍免疫中のため、現在は年中メガネです。

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