学校教育 メンターのひとり言

「冬の生活」はサッサと終わらせましょう!

中学生ははやくも「冬の生活」が配られているようですね!

「今日中に終わらせる!」

と息巻いている子もいましたが、さすがにそこまでスムーズに解けるわけもないので思ったようにはいきません。

とはいえ、早めに取り組む気持ちは評価してあげたいですね。

ちなみにこの、「冬の生活」「夏の生活」は名古屋市独自の教材で、今回のように「明らかに名古屋」な表紙でも、そういうのって、自分もそうでしたが特に考えていないのが子どもってものですね。

白鳥センチュリーホールが・・・

「宿題は必要か不要か」

みたいな議論もちまたではありますが、なかなか苦手なことに取り組まない子が、こういったやらざるを得ない教材を通じて「出来ない現実」を受け入れることができるのは、大事な経験といえば大事な経験。

というかむしろ、宿題って、その子その子に合わせた宿題が一番いいのですが、なかなかそれができないから問題なだけで。

そういう意味で、「冬の生活」も「夏の生活」も、テストの成績優秀者には「このページはやらなくてよし」みたいにしておけば、普段の勉強を逆に頑張るのでは??と思ったりしますが、そもそもこれらを採用しない学校があったりと時代はいろいろ変わってきていますが、これくらいのレベルの宿題くらいはあってもいいかなとは思います。

もっとも、塾とかで膨大な宿題が出ているなら負担でしかないとは思いますが・・・

  • この記事を書いた人

メンター 田中聖斗

名古屋市守山区で地域の学び舎『鳥羽見寺子屋』を主宰。塾に行けない・行きたくない子の学習指導や、子どもたちの学びを促す特別授業をやっています。子どもたちに寄りそうことを重視し、どんな子でも受け入れています。作家・企画屋・家庭教育アドバイザー・教材開発者です。花粉症の舌禍免疫中のため、現在は年中メガネです。

-学校教育, メンターのひとり言