寺子屋の学び 寺子屋特別授業

漢字マスター千字問、コンプリート第1号を表彰しました!

小学校で習う漢字は、1026文字。

つまり、約千文字です。

そういったこともあって、江戸時代の寺子屋でも使われていた、千の漢字がすべて文章(漢文)になっているという、中国で生まれた漢字のテキスト「千字文」にインスピレーションを受けて「文章で漢字千字を覚える」漢字プリントとして作りました。

それが、鳥羽見寺子屋オリジナル漢字教材「千字問」。

とはいえ、これが学年によっては30枚近くもあって、結構やるのが大変なプリントで😅。

(3年から漢字の数が増えると共に枚数が一気に増える)

しかしついに、小1~小6漢字すべてコンプリートした子が現れました!

学んだ漢字の数を塗りつぶしていくリスト

「千字問」参加者に渡しているクリアファイルの表紙に、学んだ漢字リストがあるのですが、この、ボロボロ感がどれだけ長い年月をかけてやったかという証でもありますよね(四年から貼り合わせになっているのは「学習指導要領」が改訂されたため)。

いやぁ、頑張りました。

このカラフルな感じが、軍隊のエラい人の軍服の左胸についている「略綬(りゃくじゅ)」みたいなところが、長い歴史を感じさせます。

それくらい、何年も何回も来て挑戦してくれたということです。

頑張りましたね。

表彰状ものですね。

そんなわけで、今年になって、初めて「千字問」にチャレンジした子に「千文字クリアしたら何かもらえるの?」と言われていたので、「千文字」にちなんで「1000」なものをプレゼントしよう、と思い立ち、

図書カード1000円分!

を副賞とさせていただきました。

「学び」に終わりはありませんが、「区切り」は必要ですからね。

勉強にはもちろん「向き」「不向き」というものがありますが、それでも、コツコツと努力を続ければ実を結ぶこともあります。

ですから、これからもコツコツと努力を続けていってほしいですね。

  • この記事を書いた人

メンター 田中聖斗

名古屋市守山区で地域の学び舎『鳥羽見寺子屋』を主宰。塾に行けない・行きたくない子の学習指導や、子どもたちの学びを促す特別授業をやっています。子どもたちに寄りそうことを重視し、どんな子でも受け入れています。作家・企画屋・家庭教育アドバイザー・教材開発者です。花粉症の舌禍免疫中のため、現在は年中メガネです。

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