寺子屋特別授業

特別授業「メロンパン作り」大変だけど、満足いく出来でした!

昨日、鳥羽見寺子屋の土曜特別授業のパンづくり企画第三弾、「メロンパンづくり」をやりました。

メロンパンは、強力粉と薄力粉、有塩バターと無塩バター、牛乳に卵など、材料の多さもさることながら、パン生地を作った上で、さらにクッキー生地を作ってのっけるというように、とにかく工程が多いので、予想はしていましたが、やはり時間が足らず・・・。

今回は全員、初めてじゃない子たちばかりでしたし、計量カップを増やしたり、デジタルスケールを導入したり、事前に薄力粉をふるいにかけておいたりしたのですが、それでも、間に合わない。

子どもたちは「時間」よりも「作りたいこと」を優先するので、成形も毎回時間がかかりますし💦

でも、私自身が小学生のころは「大作主義」で、成績が悪くつけられようが、自分の納得の行く作品を作るためには、放課でも作り続けたこともあるので、できるだけ「作りたいこと」を優先させてはあげたい

とはいえ、一応14:50までという時間でやっているので、それなりにせかしつつ、子どもたちの作りたいメロンパンを作ってもらいました!

まあまあな量ですが、これで一人作る分の半分です笑

作る前に「いろんなメロンパン」として、メロン状の格子を甲羅に見立てた「カメロンパン」の紹介をしたため、2名がカメロンパンを作りました。

できあがるとかわいい感じになりますね、たしかに。

それにしても、これまでのパンづくりでは使わなかった「卵」を入れているだけあって、メチャメチャふくらみますね。

おかげでギチギチ、今日は2段焼き×3回でした!(いつもは2回)

そりゃ終わらん!!

ただ、休憩なしで作業し続けていたのですが、やることが次々あって、特に材料が多く、入れるタイミングで生地がどんどん変化していきますので、そういった部分でのおもしろさだったり、苦労しても作り続けることで、最後までやり遂げる経験や、喜びを得られますからね。

グラニュー糖と無塩バターだけを混ぜたり…

溶いた卵を入れたり…

ふるった薄力粉を100g(100.0gキッチリ!w)投入したり

クッキー生地をパンの上にのせたり

パン生地に使ったボウルを洗って、今度はクッキー生地用に用意したり、なんだかんだとても慌ただしかったので、メロンパンらしい「上からグラニュー糖」をかける作業を忘れてしまった(よく見ると作り方スライドに書き忘れた)ものの、子どもたちは、

「なくてもよい甘さ!」

「メチャうまい!」

「お店に出せるレベル!」

と大喜びでした。

お店には出せないだろと思いましたが、それくらいの感動があるということですね。

いつもかなりの量を焼くので、持って帰って家族で食べるというのがお決まりのパターンですが、家族みんなで食べて、みんな満足した、という報告も頂いていますので、満足のいく仕上がりになってよかったです😚。

 

なお、焼成中は、「メロンパン」の由来(諸説あり)とか、西日本の一部で存在する「アーモンド型」のメロンパンの話とか、「メロンパンナちゃん」を作った時のやなせたかしさんのエピソードだとか、そんなメロンパンのよもやま話のほか、今さっき自分たちが作った過程で使った、強力粉と薄力粉の違いとか、卵を入れる意味とか理屈とかを、実体験をしてからクイズ形式で学ぶ、という授業をしました。

自分が体験したことは、頭で学習したことよりも記憶に定着しやすいですからね。

ただ、一筋縄ではいかないのが子どもたち。

クイズの解き方の「チート」を探し出してくるので、今度からは出題方法も「チート」を使わねばなりませんね😅

 

来週もやりますので、(空きあり)ぜひぜひ参加してみてください!

  • この記事を書いた人

メンター 田中聖斗

名古屋市守山区で地域の学び舎『鳥羽見寺子屋』を主宰。塾に行けない・行きたくない子の学習指導や、子どもたちの学びを促す特別授業をやっています。子どもたちに寄りそうことを重視し、どんな子でも受け入れています。作家・企画屋・家庭教育アドバイザー・教材開発者です。花粉症の舌禍免疫中のため、現在は年中メガネです。

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