寺子屋特別授業

子どもにしか作れないチョコパンができました!

昨日は、鳥羽見寺子屋の土曜特別授業「チョコパン作り」がありました。

先月のテーブルパン作りに参加した子もいたので、人数は満員でしたが比較的スムーズに作業が進みました。

 

が、逆に

手慣れてきたので、かなり自由に作りはじめました笑。

成形に時間がかかるかかる💦。

 

見本では「8コ」に切りわけて作るとしてましたが、

10コ以上に切りわけたり、

凄い子は30コくらいに切りわけて丸めておりました。

それはもうパンというよりクッキーになるのでは??

・・・というのは大人の心配ですが、子どもたちにとって「自由に作る」というのは、とても大事なことです。

 

大人は子どもに失敗させないように「こうしなさい」としがちですが、

子どもからしたらよけいなお節介だったりするものです。

 

もちろん、子どもたちは、「失敗してもいい」と思っているとは限らないし、そりゃ、失敗しないにこしたことはないとは思っていますが、

「やってみたい」
「成功したらおもしろい」

という気持ちの方が優先されているんですよね。

ゲームなんか良い例ですよね。

ああしろ、こうしろ、と言われても、やりたいようにやるじゃないですか。

それで失敗しても、「本人の責任」になりますよね?

 

パン作りなども同じ。

大人が「こうした方がいいよ」というアドバイスは出来ても、

「こうしろ」とは言えませんし、言わない方がいいのです。

また、自由にやった結果、思った以上の結果が得られたりすることもあるわけですしね。

 

自由を選択するというのは、責任も自分でとるということです。

だから、自由にさせて、その結果を自分で体験してみるのが、子どもの教育では一番大切なことです。

 

そんな感じのスタンスで寺子屋ではやってますので、

子どもたちが休憩中に食べる用に持って来たオヤツ「きのこの山とたけのこの里(イチゴショコラ)」を

チョコパンに載せたまではまぁ驚きませんが、

 

まさかそれを逆さにブッ挿したり

「プチシュークリーム(しかもチョコ味)」をパンの上に載せたりすることまでは想像していませんでした笑。

大人は結果がわかるけど・・・それでも焼きます

 

焼成後。パンがふくらんだので弾かれていました笑

いや、自由ってサイコーですね😅

 

他にも、ちゃんと8等分して、クロワッサンのような形のパンを作る子もいましたが、上手に出来て満足そうです。

 

それにしても、ほぼ前回と同じ分量で作り、6人でオーブン2段×2回で焼いたのですが、等分した数が多いせいか、

これで1回目笑

パンの数、多っ!!

2回目その1

2回目その2

マシュマロが溶けて悲惨なことになっていたり、いろんなことを学びながら、それでもやっぱり、作ったパンは

「おいしいっ!」

・・・となったので、まぁヨシとしましょう。

 

やはり「食」は、「おいしい」から次のステップに進むので。

 

ちなみにパン作りは、

子どもたちが食べきれないくらい思った以上にパンができるので、基本、半分くらいポリ袋に入れて持ち帰る子が多いのですが、

30コの半分・・・

やっぱ多っ!!!

  • この記事を書いた人

メンター 田中聖斗

名古屋市守山区で地域の学び舎『鳥羽見寺子屋』を主宰。塾に行けない・行きたくない子の学習指導や、子どもたちの学びを促す特別授業をやっています。子どもたちに寄りそうことを重視し、どんな子でも受け入れています。作家・企画屋・家庭教育アドバイザー・教材開発者です。花粉症の舌禍免疫中のため、現在は年中メガネです。

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