メンターのひとり言

1月の心配・・・「休み」をムダにしていませんか?

正月休み、冬休みも終わり、いよいよ三学期・・・というところですが、結構コロナの陽性だとか濃厚接触者だとかで思うように学校に行けない子も多いようです。

さらにインフルエンザまで存在しますからね、そういう意味では、学校を休まなくてはいけない状況が不可避だったりするものです。

名古屋市の場合、残念ながら「動画授業」などがないようなので、休んだら休んだだけ勉強が遅れる・・・

個人的には、教室の後ろにカメラを設置して、授業時間中は黒板を、それ以外の時間は全体を録画するようになると、学校を休んだ子が動画を見られるし、普段も録画しておけば、イジメ問題も減ると思います。実現は難しいと思いますが・・・

そんなわけで、学校を休んでいる子にはぜひ、家で「ラッキー!」とゲーム三昧となるのではなく、同じ時間割で生活してほしいですね(「放課」に遊ぶのはよいとして)。

かといって、家で6時間も勉強するのって結構難しいので、せめて30分ずつはこなしてほしいですね。

寺子屋ではデジタル教材「eboard」を使っての学習を推奨していますが、きちんと動画授業を見て、問題をやって、ということをやっておかないと、休み明けに「授業についていけない!」ってことが普通にありますからね。

ただでさえ、二学期は重要単元が多い割に冬休みが短いため、「実はよくわかっていない」状態で三学期に突入したり、そのまま進級したりする子が多いのが現実。

(そしてそこで抜け落ちたままなので、後でつまずくのです)

「休みだラッキー!」

ではなく、

「休みだから、出来ないところを出来るようにしよう」

とした方がカッコいいじゃないですか。

残念ながら多くの子が、それができずに、カッコ悪い方に行きがちですが、親御さんも「なにさせよう?」と思わずに、できるなら「予習」、できないなら「復習」をさせましょう。

なお、eboardを利用されたい方はメンターまで!

  • この記事を書いた人

メンター 田中聖斗

名古屋市守山区で地域の学び舎『鳥羽見寺子屋』を主宰。塾に行けない・行きたくない子の学習指導や、子どもたちの学びを促す特別授業をやっています。子どもたちに寄りそうことを重視し、どんな子でも受け入れています。作家・企画屋・家庭教育アドバイザー・教材開発者です。花粉症の舌禍免疫中のため、現在は年中メガネです。

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